この作品は6年ぶりのながえSTYLEさんのレズ作品である。
そんな6年ぶりに復活するレズ作品に対する意気込みは、キャスティングを見れば伝わってくる。ながえさんと言えばドラマ物AVで有名である。演技が出来る女優でなければ務まらない作品だ。キャスティングを見ると主演は、熟女で演技の定評がある井上綾子だ。演技が上手な彼女なら作品を安心して観てられる。他には、可愛いくて天性のエロさを持つ江上しほ、大人の魅力満載でエロチックな本庄優花。お三方共に演技が自然で上手なので作品のストーリーにすんなり入っていけた。ながえさんのセンスの光るキャスティングだ。そしてながえさんは音楽と映像をうまく取り入れるのでとても見やすい作品だった。
今作の作品のテーマは「女同士の嫉妬」。これがよく演技で表現されていた。特に井上綾子の嫁への嫉妬に苦しむシーンは印象的で心に残った。
この作品は本編が始まるとしばらくして江上しほの自慰行為が始まる。これがもの凄くエロい。鏡の前で四つん這いになり、息使いが荒くハアハア言って手をアソコに入れそして鏡に映る自分とキスをする。いい演出で最初から心を鷲づかみにされた。
絡みでは禁断の嫁と姑のレズシーン。嫁の江上しほに姑の井上綾子が犯される。ガンガン攻めてくる江上しほに全力で防ごうとする井上綾子の演技がいい。江上しほも欲望のままに攻める姿がエロすぎる。感じではいけないと分かっていても体は快楽を知ってしまった表情が素晴らしい井上綾子。
そしてこの後作品は「女同士の嫉妬」で展開されていくのである。
この作品の絡みを見て感じた事だが、非常にテンポがいい絡みをしているのが印象的だった。レズ作品は大抵タチとネコが決まっていてタチが時間をかけて一方的に攻めて、たまにネコが少し攻めるパターンが多い。この作品はタチとネコの設定はない。お互いが欲望のままに常に攻めあっている絡みだ。なので体位がすぐ変わるので見ていて飽きない絡みになっているのがレズ作品としては新鮮だと思った。そしてエロさが伝わりやすい。
この作品はAVOPENドラマ部門にエントリーされている。ドラマの内容も面白いし女優さんの演技も光っている作品。糸を引くようなキスシーンも多くエロさも充分な作品だと思うので、賞が獲れると期待しております。